犬は名セラピスト
今週のNHKスペシャルで、神奈川県立こども医療センターのセラピー犬、ベイリーについて特集するみたいですね。
動物、とくに人と長い歴史を共にしてきた犬と猫は、人にとって特別な存在のようです。
人が数々の動物を飼いならし、家畜化してきた中で、食べられるわけでもなく、毛皮を取られるわけでもなく、ただただ人の傍らに寄り添ってきた犬と猫。
そういう存在を、人は太古の昔から必要としていたのですね。
臨床心理士の北條美紀さんという方が、この連載の中で、「犬はカウンセラーとして人よりも腕がいい」とおっしゃっていました。
カウンセラーとして必要な資質に”自己一致”、”無条件の肯定的関心(配慮)”、”共感的理解”というものがあって、これを身に着けるのはたやすくないらしいのですが、犬は生まれながらにしてその全てを持ち合わせているんだそうです。
名セラピストが常に傍らにいる幸せ。犬を飼う理由のひとつには、そんなことがあるのかもしれません。
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